hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

依存症ビジネス

スマホに依存しない本からの流れで読んでみた。アルコール、薬物、スマートフォンなど、さまざまな依存症について教えてくれる本。アルコール依存を脱出した人の話として親近感があった。


昔はパーティーと言えば何かを祝うものだったのが、今ではただのどんちゃん騒ぎをあらわす言葉として乗っ取られていて、かつパーティーの頻度も高まっている、というのが、身に覚えがあった。
たしか10年前くらいのことを思い出すと、オフィスで飲み会といえば月に1回のTGIF(必ず飲みすぎて帰る頃には意識がなくなる)を楽しみにしていたのが、その頻度が10年間かけてだんだん増えてしまって、最終的には、毎日コンビニに行っては何リットルもビールを買ってきて、二日酔いにならないことを願いながら飲みまくる(必ず飲みすぎて帰る頃には意識がなくなる)、という暮らしをやっていた。そして大半の日は二日酔いになる。
二日酔いになる境目を探求するためにダッシュボードで可視化したけど、飲み始めると飲み続けるしかないので、有用な手はまったく打てなかった。
blog.sushi.money

酒が好きで毎日飲む習慣がある、という理解をしていたけど、今思うと、どんなに好きと言っても毎日欠かさず摂取する食べ物は他になくて、純粋な依存症だったと思う。シャインマスカット大好きだけど毎日入手して食べたりはしない。1200円の葡萄を見ると、高いな!と思っていたけど、1200円の6パックのビールはとりあえず2パック買っていく。ワインを飲もうとなると、680円から1万円まで、いろんな価格帯のボトルを買っては飲みまくって意識を失う。


薬物への依存と通常の使用の境目はあやふや、と書かれていたけど、依存症と趣味の境目もけっこうあやふやだと思って、大半の趣味は依存症と呼び替えても差し支えがなさそうで、たとえばドライブが趣味の人は四六時中どこかに出かけることを考えていて、天気がよかったら、全てを差し置いてどこかに行こうとする。
酒をやめてサウナ通いをする、という人をよくみかけるけど、意識的に酒への依存をサウナへの依存に転換しているという構造だと思う。
何にも依存しないことはあきらめるとして、うまいこと、所要時間、副作用や犯罪性、身体への影響の少ないものに依存できれば、人生の過ごしやすさをコントロールすることができそう。
先週からスマホを触る時間を減らして代わりにKindleで本を読んでいる。ちょっと時間ができたときに、無意識にスマホでtwitterのタイムラインを開いていたかわりに、一瞬本を読もうとして、そういえば洗濯物干してなかった、って2行読んですぐに閉じて家事に戻ったり。
電子書籍を読んでいる限りは部屋が狭くなったりはしないし、本で身を滅ぼすとは思えないのでちょっと暮らしがマシになったと思う。

スマホを使う時間を減らすため、StayFreeってアプリを入れてみたら、順調です!その調子で使うのを控えましょう!って紙吹雪を飛ばして褒めてくれる。このアプリを開くことは続けてもらいたいわけなのでこういうギミックが搭載されていておもしろい。
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アカデミー作品賞を受賞したアルコール依存映画である、失われた週末も見てみた。家族を家から追い払って酒を飲んだり、朝からバーに行ったりしていて、わかるわかる、となっていた。1945年の作品なので、70年か80年の時を超えて同じことをやっている。

お食い初め

お食い初めは全然馴染みのないイベントで、自分も昔やってもらっていたらしいけど当然記憶にない。当人の記憶がないままに伝承されていく稀有なイベントだと思う。
お宮参りもやったことだしこれで十分だろうと、あまり関心を持っていなかったところ、妻はやる気があって、献立を決めたりとかの準備や段取りもほとんどやってくれた。

鯛はヘルシオで焼いてみようと思っていたけど、前日に百貨店に行ってみたら入手に失敗して、イオンで焼き済みの鯛を買ってきた。イオンでも前日までに予約が必要なので、お食い初めやりたい人がいたら、はやめに魚屋に連絡しておくのが良いと思う。
白ごはんドットコムを見てはまぐりのお吸い物を作ったらめっちゃうまかった。バリ島ではまぐりのバーベキューを食べたらうますぎておかわりを注文した、という思い出があって、ソースをうまく構築してはまぐりを家で焼きたい。
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馴染みがないイベントなので、パソコンで段取りを確認しながら進行していた。馴染みがないので、これで合ってるかもわからない。知らない儀式をやって納得できるかどうかは、個人の性格によりそう。食べたことない料理をレシピだけ見て作るのに似ている。
儀式の途中に、石を食べさせるというステップがあるけど、家にあると思っていた石が見つからず、石はタコで代用した。なぜ石を食べさせるのか、そしてなぜ石をタコでできるのかはよくわかっていない。
やってみて思うのは、鯛を子が食べるわけでも、鯛を見て子が喜ぶわけでもない、ということで、せっかくやるなら意識が芽生えてきてからやったら体験のデザインとしては良いのでは、と思った。お食い初めの歴史とか意義とかを知っている人にとっては100日前後でやるのは良いことなのだろうけど、そういったことを無視して、実利だけを考えて、純粋なパーティーとして見ると、もうちょっと待ってから開催して、楽しめる人数が多いほうが楽しいと思う。
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口がチーズとクラッカーになって(口の中に何もないはずなのに、あたかもチーズとクラッカーがあるような感覚になること)、百貨店でチーズとクラッカーを買ってきた。
ひさしぶりすぎて、羊のチーズが苦手なことを忘れていて、適当に買ってきたら羊のチーズで、我慢して食べていた。
途中から、メープルシロップをかけるとうまい、とかやっていて、メープルシロップをかけておいしくならないものはないので、「メープルシロップをかけるとうまい」は、発言として意味が少ない。
烏丸御池にチーズ専門店があるようなので今度行ってみようと思っている。

ニトリのローダイニングテーブルを買った

これまでちゃぶ台で暮らしていたけど、妻がソファで授乳しながらちゃぶ台を使うのが困難、ということで、ついにテーブルを買って、今日届いた。
高さ60cmで、ソファでも使えるダイニングテーブル。ニトリをうろついていたら発見した。
うちのソファと組み合わせて使えるか分かっていなかったけど、どうしようもなかったら14日以内なら返品できるし、最悪の場合ソファも買い換えれば提案されている暮らしが手に入るだろう、というBプラン、Cプランがあることで決め手になった。

テーブルを使おうとすると、人数分の椅子が必要となる。お子様イス的なものを買うと、いよいよ床の面積がなくなってしまう、と思っていたけど、よく考えると、うちにはすでにハイチェアがあって、いまは昼寝用の台として使っているけど本来の姿はイスなのだった。新たにイスを買わずに済みそうなのも背中を押してくれる一因だった。

ちゃぶ台の代わりに置いてみると、物体としては大きくなったけど、高さが控えめで、圧迫感があまりなくて、ほっとしている。
こないだ買ったアウトドアチェアに座って使うのにも丁度よくて、いまもアウトドアチェアから日記を書いている。
ただ、高さ60cmというのはミニマリズムを感じる高さで、しっかり座ろうとすると膝や太ももが引っかかったりする。ただ、これより大きいテーブルを置くのは今はスペースの関係上許容できないので、膝が引っかかるのは問題ないと思う。

今は時間がないとともに、部屋の狭さが限界に達しているので、あまりでかいものを買いたくない。
もともと広い部屋に住んでいても、物で埋め尽くせば足の踏み場はどんどん狭くなってしまう。そして、物を置いて狭くするのは簡単だけど、入手したものを撤去するのには苦労することが多い。購入するときには送料無料で送ってくれるけど、返送しようとすると数千円くらいかかることになったり。エントロピー増大の法則を感じる。

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www.nitori-net.jp

以前はエッセンシャルオイルをアロマディフューザーにぽたぽたしていたけど、水を入れ替えるのが面倒、床がびしょびしょになる、ディフューザーを洗わないと異常な臭いが発生する、といった課題感があった。
石にぽたぽたするようにしたらその後のメンテナンスが不要で楽になった。
酒をやめた代わりに香りのあるものに惹かれていて、いろんな香りを探し求めている。昨日は葡萄の香りのオイルを発見して、めっちゃいいなと思ったけど1ミリリットルあたり300円くらいして高すぎる。

接種券がなくてもワクチンを打てる診療所を教えてもらったので、すぐに予約して今日打ってきた。今年SNSから得た情報のなかで一番良い情報。
2回目は3週間なので7/14に打ち終わる。
年齢順に打っていくと、順番が回ってくるのは11月くらいかな〜と思っていたので早く打てて助かった。
いまのところ高熱が出たりはしていなくて、打ったところが腫れている。fit boxingで変な動きをして異常な筋肉痛になったとき、くらいの雰囲気。
一つ失敗したと思ったのは、妻と同時に打ってしまったことで、ちょっとくらい日程をずらしておけば高熱が出ても寝ていればよくて気楽だったと思う。