最近入社されたチームメンバーと1on1していた。
入社する前からこの日記を目にすることがあって、入社初日に、僕がチームメンバーであると知ってびっくりした、とのこと。
たしかに、一目で分かるところに所属を書いたりはしてない。
わかりやすい位置に所属を書こう、とは思わず、まあ今くらいでよいのでは、と思っていて、というのも、このページに現れる情報を上から順に見ていくと、「blog.sushi.money」「hitode909の日記」「趣味はマリンスポーツですの日記です」という、日記であることしか伝わってこない構成になっている。
ここにでかでかと所属を記してしまうと、気負いして、力の入った記事しか書けなくなってしまうと思う。
一人でも多くの人に見てほしい、みたいなときには、内容のレビューも経てから、会社のブログで書いたほうが多くの人に届くことは明らか。
より多くの人に届ける、という目的を捨ててしまえば、自分のブログには、自分で見返してその日に考えたことを思い出す、とか、偶然通りがかった友達が読んでスターを付けてくれる、くらいの期待感で、なんでも書いていけばよくて、このブログは誰も読んでないと思って書いている。
こんな毎日似たような話をだらだら書いていて、これを全部読んでいる人が居るとは到底思えない。lofi hip hopのYouTubeチャンネルを開いて、3時間くらい楽しく聞いた後で、瞬間的には音色のテクスチャを楽しんだりはしているけど、よくよく考えるとどの曲も同じじゃんって飽きてブラウザを閉じる体験を誰もがしたことがあると思うけど、そういう日記になっている自覚がある。
これ誰かに紹介されてKindleで買ったのだけど、すべての章が一様に見えて、全然読めなかった。パルプ・フィクションに出てくるハワイアンバーガー、あれ食べてみたいよね〜、くらいのスピードで全然知らない人物とか話題がぽんぽん出てきて、なんだこれと思って適当にランダムなページに飛んでみたら引き続き、なんだこれということが書いてあって、まずはシュレーバー回想録を読めということ?って読み始めたら、そっちもいつまで経っても読み終わらず、そういう本たちを、何年か前の、出張が多い時期に読もうとして、新幹線で必ず何ページか読んで眠くなって気絶していた。分野として、手に取るのが10年くらい早かったと思う。
- 作者:ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: 文庫