小学生のころに西遊記を図書館で読んだことがあって、数百ページ×数冊の大著で、一貫して孫悟空が暴力的で、貴様の頭をぶん殴って肉味噌にする、みたいなどうしようもない話が延々とつづいていた。
一方で、西遊記、絵本、みたいなものを読むと数ページで天竺にたどり着くことができる。
同じことを伝えるにしても、どこまで細かく書くかはさじ加減次第で数千倍の差が生まれるのだなと思った記憶がある。
そのことに今も苦しめられていて、何をどのくらいの粒度で書けば良いのかよくわからなくなっている。
初心者向けの説明を書いていて、常にこの前提は成り立つので、逆の場合は存在しない、ということをさらっと書くと異常な雰囲気になることがある。「食事とは、口から食べ物を取り込むことを指します。口から食べ物が出てくる場合は、食事とは呼びません。」みたいな
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2020年10月3日