計画の科学を読んだ流れで読んでみた。
本の内容は、クリティカルパスとどう向き合うかについて、クリティカルパスや洗い出しが済んでいて、そこから先の計画づくりとか、どこにバッファを置くか、という議論。
小説になっていて、主人公は苦悩し、さまざまなライフイベントがあり、ニューヨークに買い物に行ったりする。プロジェクト運営に関する議論はすべてセリフとして登場する。ふだん小説を読まないので読み進めるのがしんどかった。かっちりした本を読むのは苦手だけど小説なら読める、という人にはこういう形が良いのかも。漫画で学ぶ日本の歴史みたいな。
「しかし、君が妥当だと考える見積もりと中央値を比べると、セーフティー部分は二〇パーセントどころじゃなさそうだが」 「そうですね、二〇〇パーセント近くあると思います」
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
- 作者: エリヤフゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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