hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

プレゼンテーション

プレゼン自分ではすべったことないから得意だと思ってるのでいつも気をつけてることをシェアします。これさえ守ればすべらないのだから楽。

最初にめちゃくちゃおもしろい話をする

聴衆は懇親会のことしか考えてないので、とりあえず最初におもしろい話をして、注意を引きつけるとよい。つかみはこれでオッケーだって言えればよいくらいの面白い話をしましょう。よくある技術ブログとか、技術雑誌だと、こんにちは、最近温泉に行って心身共にリフレッシュしました、ヒトデです、とか書いてあるけど、そんなの読んで喜ぶ人が本人と家族と親類以外にこの世にいたらおかしいから、そういうのじゃないとよい。

箇条書きせず一行ずつページを分ける

箇条書きはださいからやめろという人はよくいるけど、どうするべきかまでは述べていない。一行につき一枚スライドを割り当てる。そうすると、迫力が出る。こうなったときに、話すことなかったら、おかしいので構成を見直すチャンス。アジェンダとか目次とか言って先に箇条書き出す人いるけど、そうすると、最後の章まで寝てていいことになる。全ての章がすばらしいから前に出てしゃべってるはずなので、目次は隠した方がいい。アジェンダだけ見て知ってる内容なら帰って行く人の時間を無駄にするかもしれないから先にアジェンダを発表するとかして気にする必要はなくて、死ぬほどおもしろい話をすればよい。

絵をでかくする

スライドの端で絵が切れてるとださいので、限界まででかくする。そうすると迫力が出る。そこで気後れしたら本来は要らない絵に違いない。プレゼンテーションZEN読むと丸々一冊かけて絵をでかくしろって教えてくれる。絵と背景のつなぎ目がみえるとださいので、だいたいの絵が白背景なら、スライドも白背景にするとつながってよい、というはなしもある。

プレゼンテーションZEN 第2版

プレゼンテーションZEN 第2版

新しいページ作ったらデフォルトのパーツを全部消す

新しいページ作ると、箇条書きテンプレートが出て、いらっしゃいませっていう感じでおもてなししてくれる。おもてなしに従うと死ぬほどださくなるので、おもてなし全部消して毎回手作業で組み立てる。マスタースライドを白紙にすると効率いいけど、そうなると、俺はこのようなテンプレートは無視するという気持ちを忘れがちになるので、僕は毎回箇条書きが出るようにしてる。

先に言う

プレゼンテーション聞いてる人はあなたの話を聞きたいのだから、スライドより先に話すべき。スライド変わったときに聴衆と同時に見てるようなら、聴衆だけで勉強会でもするほうがまし。話したいことがあって、スライドが後からついてくると、人間が主体的になれる。スライド見てから話すとスライドに合わせてしゃべってるだけ。

意見や疑問を述べる

事実だけ述べるならWikipediaで済む。こういうことをしたところ、こう思ったとか、こうじゃないですか、みたいな、自分のセクションを設けないと、聴衆の代わりに調べてあげただけで終わってしまう。発表者が聴衆からフィードバックを得てお互いに高められる発表をしないと、発表するモチベーションを得られないと思う。

スターウォーズエピソード4を見る

スターウォーズエピソード4、作戦を説明するときに、3Dアニメーションで作戦の全容が語られる。ここでPowerPointで箇条書きの説明してたら映画として成り立たない。デススター突入も会社員の今日の仕事みたいになる。仕事終わりに発泡酒飲むことになる。プレゼンテーション資料は話の背景の資料でないといけない。話すのが主で、話を補完したり、根拠を示すのに使われないといけない。スライド流すだけで、あとは当日スライドに合わせて話すだけで済む、というようでは、聴衆も当日は家でゴロゴロして後日SpeakerDeckで見るのと変わらない。後日スライド見たら意味不明というのが理想的。
このエントリいいこと書いてある。
遠い昔、パワポ死がなかった頃


これくらい気をつけたらいい感じになると思う。スライドの色とかフォントなどは小手先の問題であって、話が面白くないといけないと思う。Twitter Bootstrapを使えば良いUIができるということはなくて、使う人のことを考えたおもてなしをしないと、妙にツヤツヤしたボタンの使いにくいウェブサービスができる。


追記。おもしろい話というのは受けを狙って変な話をするということではなくて、興味深い話をするということで、アニメの絵とか貼ればよいというものではない。

https://twitter.com/AntiBayesian/status/454978456078409728


どうやったらおもしろい話できるのかという問題があるけど、わざわざ発表するに足りる内容かどうか考えるとよいと思う。調べてまとめただけくらいなら、発表する価値なくて、自分で何かやってこういうことが分かったとか、こういうものを作ったとか、そういう話なら知ってる人いないのでおもしろい話ができると思う。