何らかの数値を配列のインデックスの中におさめたい、というときに、手癖でi % array.length
とかして剰余を計算していたのだけど、Arduino言語で結果がマイナスになることがあって、なぜなのか、なんか型が間違ってオーバーフローしてるのかな、とか思ったり、while (i < 0) { i += array.length }
みたいなことをすると期待する結果になるのでオーバーフローしてるわけでもなさそうで変だなあと思っていたら、負数の剰余は言語によって結果が異なるようだった。
確かめるまでもなく、-5 % 3は1に決まってるでしょ…と思っていたら言語によっては-2になるとのこと…。今年一番びっくりした。
大学の授業とかでCを書いてたときは結果がマイナスになるつもりで暮らしていたかもしれないけど、最近は結果がプラスになる言語ばかり書いていたので気分が変わっていたのかもしれない。しかし今デベロッパツールで試したらJavaScriptでも-2が返ってきてさらにびっくりしている…。
shunirr.hatenablog.jp
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晩ごはん、野菜を摂りたい、肉を摂りたい、保温できる、なるべく油を使わず、と考えると、とにかく野菜と肉を切ってホットクックでスープにする、米を炊く、あとはこまごました小皿とか、という形で落ち着きそう。
今日は、以下に水を足して、塩0.6%でホットクックで20分煮たのを作ったらおいしかった。1リットルくらい作っておくと翌日の昼とかにも食べられる。
- 鶏もも肉
- にんじん
- しめじ
- ピーマン
- 玉ねぎ
- ローリエ
晩ごはんを保温できるもので構成すると便利
これが昨晩のごはんで、つくねをオーブンで焼き、あんかけを作り、米もピッタリの時間に炊けたものの、子が泣き止んでくれなくて、理想的な温度で食べたり食べてもらったりすることができず、ショックだった。
つくねの焼き具合とあんかけのシズル感にすべてを賭けた献立で、あとはたいしたものはないので、1時間休まず手を動かした結果がこれか…と自らの置かれた境遇に悲観的になってしまった。
でも、環境に対して悲しんでいる場合ではなくて、献立の組み立てスキルが低いというだけであって、焼いたつくねは熱々でないと食べる気はしないし、あんかけは冷えると固まってしまう。白米も炊きたてが死ぬほどうまく、その後はそこそこうまい、くらいに魅力が半減する。どちらも子育て中に食べる物ではない。
これが今日のご飯で、ホットクックで豚汁を作って保温しておく、炊き込みご飯は味があるので炊けた瞬間に食べなければ台無しになるみたいなことはなく、保温してあっても、まあまあ美味しく食べられるだろう、と考えた。あとは、冷めても問題ないものたちが並んでいる。
こうなっていれば、調理後に子が泣き止んで落ち着いてくれるまで待ってから落ち着いて食べられた。
先月の時点から、作った料理をいい感じに食べられるかは博打でしかない、という日々が続いていたけど、計画的に保温できるものをつくったらうまくいったので達成感があった。
あとは、卓上で鍋をやることで保温し続ける、何度レンチンして温め直してもテクスチャが変わらないものを探求する、などの探求すべきテーマがある。
blog.sushi.money
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病院に行くとかなら、お互いメリットのある移動なので良いけど、パンを買いに行く、くらいの移動で泣きわめいているのを見ると、大人の都合で振り回していて最悪だと思う。
しかし長期的に見ればどこでも徒歩で向かうわけにもいかないので、車に乗れるようになっておいてもらいたい。
子を車に乗っけるとだいたい絶叫していて、自分は運転席に座っているので構ってられず、止まっても目的地にはたどり着けないので進むしかないのだけど、泣く子を無視して運転に没頭する悪魔の所業みたいな雰囲気が出てくる
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2021年5月15日
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タイタニック、前半の人間描写あっての後半だと思うけど、後半だけ見るとただのパニック映画とか、ビーチにサメが襲ってくるだけの映画みたいになってておもしろかった。
深夜にBSでやってる映画とか見ると、若者がジェットコースターに乗ったらジェットコースターが事故って死ぬとか、日焼けマシンに入ったら日焼けマシンが開かなくなって黒焦げになって死ぬとか、そういうことをやるだけの映画が多数放送されていて、それらの極限にあるのが、タイタニックを後半だけ見る行為。
タイタニック後編だけ見るといきなり船が沈んで楽しい
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2021年5月14日
みんなのM5Stack入門
雰囲気でM5Stackを使って遊んでいたけど、さすがに付け焼き刃すぎるので、ちょっとキャッチアップしておこう、と読んでみた。
- Arduino Unoは触ったことなかったけどM5Stackと比べるとスペックが全然ちがう、良い時代になっていると思う
- Arduino IDEではCを書けると思っていたらC++を書けてクラスも作れる
- 素朴な感想
- M5StickCのマイク入力の各サンプルの最大値が3万くらいで、これなんだろうと思っていたら、signed short intの最大値が32767なので、これっぽい
- 65535なら、ああこれね、とわかるけど、3万はなんかキリが悪いな…と思っていた
- センサーから値を読むときにライブラリ化する方法も説明されていて親切
- 前フレームの値を取っておいて、上から白で塗ることで描画をリセットする手法が登場していて、サンプルのスケッチでもこういうパターンをよく見る。ふだんウェブのプログラムを書いていると気前よく全部描画したくなるので、差分だけ描画するのはおもしろいと感じる
- M5Stack上でWebサーバを動かして(!)温湿度センサの値を配信する例が載ってておもしろい
- M5Stackのボタンを押すと内容が変わるWebサービスとか、意味わからないものをいろいろ作れそう
この本は電子工作初心者でも、プログラミング初心者でも読める、橋渡し的な構成になっている。ブレッドボードとか抵抗とか、オームの法則、とかが出てきつつ、もう一方ではC++が出てきたり、分岐や繰り返しが出てきたり、Webサーバーを実装したりと、カバーされている話題の幅が広い。
どちらかに明るければ、もう一方に向かって遠足みたいな感じで読めておもしろいと思う。
自分はプログラミングはちょっとわかるけど、電子工作に関しては、LEDとかすぐ壊しそうで嫌だな…と思っていて、M5Stackにいろんな端子が用意されているけど、その存在は無視していた。この本を読むとそれぞれなんの役目の端子なのか分かってきた。
最初に雰囲気で遊んでみたのはそれはそれでよかったけど、M5Stackを使うとこんなこともできる、というのを知らずにやっているのと、知っててやるのとは、取れる手数の幅が違いそうなので、もうちょっと早く読んでもよかった。
- 作者:下島健彦
- 発売日: 2019/12/12
- メディア: Kindle版