ソフトウェアを作っていて,一人でずっとやってると不安になったり,他人がずっと一人でやってると心配になったりする.
- ふつうのチーム開発では,仕様や方針は皆で合意が取れていて,実装したところは「きのう話していたこの部分を作ってきました,レビューしてください」みたいな話をする
- 一方で,チームでやっていても,一人で仕事していたら,「実は私はこういうことをやっていて,その上で,この部分を作りました,仕様を理解した上でレビューしてください」みたいな話になる
- このとき,「実はこういうことをやっていて」という部分を一人でやっていると,見逃していたり,誤解していて,前提から間違っていて,まったくもってだめ,という可能性が上がっていく
- 一人で作り続けると,一人につき1回10%間違えるとしたら,2回一人で作ると,0.9*0.9=0.81くらいの精度に下がっている
- 設計段階で二人で見ていれば,間違う可能性は1-0.1*0.1=0.99,2回作っても,0.99*0.99=0.98くらいの精度を出せる
- あくまでイメージの話
みたいなイメージがあって,一人でずっとやってると不安になったり,他人がずっと一人でやってると心配になったりする.
そういうところを見つけたら,なんとかして助けに行って解決しないといけない,ということをいま思った.逆に,自分が一人でやってたら,困ってなくても誰かに手伝ってもらったり助けてもらったりしたほうがよさそう.