hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

もらいものの電動自転車のスポークが何本か折れてて修理に出した。
予定では、修理に出してる間にどこかに遊びに行こうと言っていたけど、昼ごはんを食べたら2時間くらい経っていてそんな暇はなかった。

ショッピングモールの一角の自転車屋に行ったのだけど、ショッピングモールって恐ろしくて、いろんな店が入ってるので、ついでにちょっと買い物してしまって、それによって家にあまりおしゃれでないものが持ち込まれる可能性がある。
持ち物って自分で選んでいるように見えて、案外、近所の店の影響を受けていそうだと思って、気をつけていきたい。理想的にはAppleストアの上に住めると良いと思う。

仕様は固まってないけど、工務店から、現時点で契約書をもらって、銀行の本申込みに間に合うように進めてもらった。仮の契約書って変な話だけど、土地と建物をまとめるとこうなってしまうらしい。
今週末に土地の契約があって、その後は3週間以内に住宅ローンの本申込みが通れば、10月までに家の仕様を決めればいいので、急にのんびりになるはず。
利息だけでも、支払いが始まってしまうけど、このローンを土地と建物に分けると、土地だけ買って死亡した場合に家が建たない、手続きがもう1回始まるなど、なかなかめんどくさいので、慌ただしいけど無理してまとめることにした。


もらった図面はよくできていて、我々が思いつきで、ここはこうなってほしい、とか言って手を入れると、必ずどこか変になる。
ものごとは依存関係にそった問題の構造にあわせてデザインするべきで、その構造を見極めずに、思いつきで変更すると制約を満たせなくなる、ということを確認できる。
可児さんって方の本を読んだら、いきなり四角いマス目の集合体で考えるんじゃなくて、丸を書いて、ここでこれをする、みたいに書いていく、と記されていた。それに沿うと、手を入れるときにもデザイン上の各パーツのつながりまで還元してから手を入れないといけないのかもしれない。
ソフトウェアだとしたら、実装されたソースコードに対して議論してる人は近視眼的で(この表現って近眼の者に対して無礼では?と思うけど、僕も眼鏡かけてるので大丈夫だと思う)、どう作られてるかという構造に還元した上で、ここの仕様をああしようこうしようと話すと思う。


我々の要求も矛盾していて、空間を広くして家族で集いたい、という気持ちと、とはいっても一人で閉じこもって動画でも見てダラダラしたい、という気持ちが共存している。
昨晩は、いろいろ考えた末に、動画ダラダラ空間や、こもって作業したいときや、風邪を引いたものを閉じ込めるために、2階に茶室を作ろう、とか言っていた。動画ダラダラ部屋としては密閉して仕切りたいけど、過ごすことを考えると他の空間とつなげて換気や空調が効くようにしたい、とか、実現時の要求にも、矛盾した話題がある。
土地がめちゃめちゃ余ってるなら、茶室を作ろう、以上、で済むけど、どことつなげて、まわりとの関係性はどうなってるか、とか話していかないことには、茶室単体で考えている間は一生茶室を作れないと思う。

アド・アストラ

Netflixでアド・アストラを観た。

宇宙に行くということは内省をするしかないよね、物理的なトラブルいろいろはあまり本筋とは関係ないです、あくまで本人の心の問題なので…という内容の映画だと思った。
地球を巻き込んだトラブル自体は何の苦労もなく解決していて、それをやりながら、家族とは…他者とは…みたいなことをずっとブツブツ言っている、というのがおもしろいと思う。
サイエンスフィクション重視とか、リアリティ重視な人から見ると、こんな映画とんでもない、内容は無いし、デタラメで最悪でしょ、となりそう。
個人的には、主人公がとにかく内省をし続けるような映画を見ていきたい。
これが好きな人にはこれがおすすめ、はよくあるけど、内省を2時間ぶっ続けで見たいので、ワイルド・スピードとまったくもって真逆の映画をリコメンドしてください、というおすすめエンジンはあまり見ない気がする。そこにビジネスチャンスがあるかもしれない。

外ではマラソンをやっていて道は通行止めだし、雨だし、で、ほとんど一日家に居た。
子供はとなりのトトロブームが来ていて、朝起きると、トトロ!じっと見て、エンドロールが始まると、もう1回!と主張する。
よく、金曜ロードショーを録画してみせよう、と言ってる人がいるけど、うちはブルーレイを買ってしまった。CMをスキップしなくて済んで楽。ジブリのブルーレイのパッケージには、背表紙にちっちゃいトトロがいて、それを見つけると、これを見たい!と言う。すみませんそれはトトロの絵が描いてあるけどホーホケキョとなりの山田くんなんですって説明している。
要求に従っていくと1日8回くらい見ることになってしまうので、お絵かきをやったり折り紙をやったりしている。一人で過ごしててくれるならいいよ、家族とはいえ、それぞれ別の人生を過ごすのだ、って一日中ループ再生する人もいそう。


寝る直前にも、トトロの曲を聞かせろと言う。
Spotifyに、普段はビル・エヴァンスを流して、とか言ってて、それに混ざって、子供用のコンテンツの、きらきら星を流して、とか、となりのトトロのサウンドトラックを流して、とか言ってると、そのうちリコメンドされる楽曲にもジブリのジャズアレンジとかが入ってきそうで恐ろしい。
かと言って、YouTube Musicから流すと、そこらへんの幼稚園の生活発表会の音が流れたりとか、クオリティが安定しない。
寝室で使うのはAlexaにして普段使ってないAmazon Musicを子供用にするといいかもしれない。

四畳半タイムマシンブルースを見てきた。四畳半神話大系は、京都シネマに監督がやってきておしゃべりするイベントにも行った記憶がある。
おもしろかったけど、テレビアニメ版のほうが明石さんが何考えてるか分からなかったような気がする。こういう何考えてるかわからない人っているよねと思って恐怖、というのがおもしろかった。今回はけっこう普通の人間らしかったような気がする。
こうなったらこうするしかない、という合理的な活動に基づいて動くしか無い状況いなると、登場人物の性格ってだんだんなくなっていくのかもしれない。

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