hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

今週のエヴァンゲリオン(週に1作ずつ映画館で公開されているので仕方なく観に行っている)観に行った。先週分とちがって椅子が動かなくて落ち着いて観れた。やはり映画は椅子が動かないに限る。
前回もMOVIXで観てたので同じ映画を10年ぶりに同じ映画館で観ていておもしろい。前回はたしかninjinkunさんと一緒に見ていて、ビールをじゃんじゃん飲んでいたので内容をあまり覚えていなかった。後半の記憶がトイレ行きたいという記憶しか残っていない。焼き肉食べに行って、そろそろ終電なのでって帰って行った。ビールと焼き肉の記憶しかない。TV版と記憶がごっちゃになっていて10年経つたびに見返すことで無限に観ていられると思う。

家族用メーリングリストを作ってユーザー登録に使っておけばよかった

家族内での情報共有や管理について、お金の管理は共用の口座と家族カードで、とか、情報共有はScrapboxで、とか、快適になっているのだけど、唯一、やっておけばよかったなというのが、メーリングリストを作っておくこと。


一緒に住んでると同じ情報にアクセスしたいことがしばしばあるのだけど、そういうときに、二人で使える共用のユーザーアカウントがあると便利なことがあると思う。
たとえば飛行機のチケットを取るときとか、予約の確認メール必ず転送したり、その後フライトがキャンセルになったらそのメールも転送したりと、たいへんめんどくさい。インドに行ったときにフライトがどんどんキャンセルになって、妻のメールアドレスに届いて、どこまで転送してもらったっけ、とわけわからなくなっていた。

各種手続きに使うメールアドレスをメーリングリストにしておくほうが緊急のメールが来たときに早く気付けそう

不確実性コーンを見て心を落ち着けている - hitode909の日記


IoT機器を複数人で使いたいよ、というときにも、Google Homeは複数アカウントに対応しているけど、すべての機器やサービス事業者がそうなっているわけではなく、アカウントを使い回すことが案内されていたりする。


こういうときに、相手のメールアドレスとパスワードを教えてもらって使い回すのはどうも気持ち悪い。どちらかがオーナーで、それを分け与えてもらっているという形になってしまうし、アカウントと紐づくメールアドレスにアクセスできないと、パスワードリセットもできない。
そんなときに、まずGoogleでメーリングリストを作り、家族間で使いそうなものは、そのアカウントでユーザー登録する、というルールにしておけば、全員が平等にアクセスできてよかっただろうと思う。
アカウントを共有して問題ないかは要確認で、この人はプライムビデオを観るため家族でアカウントを共有していいかお問い合わせされたりしている。


広島のおじさんは若いうちにジョギング中に亡くなったのだけど、そのときに問題になったのが、家に置いてあった立派なパソコンのパスワードがわからないということ。
情報がロックインされてしまって取り出せなくなることの恐怖を小学生ながらに感じていた。
パソコンはあきらめて破壊すればよいとしても、IoTハウスのIT管理メンバーが亡くなって残された家族は家電の管理をできなくなる、みたいなことになると非常に面倒そう。
楽天証券とかはちゃんとしてるので相続できそうだけど、存在も忘れているビットコインのwalletにわけわからないコインの貯蓄があるとか、そういうものが無数にあり、そこまで気にしだすと気が滅入ってくる。


追記

やればいいかと思ったので意を決してGoogleグループを作った。投稿できるユーザーを「ウェブ上のすべてのユーザー」にするとメンバーじゃなくてもメーリングリストに送信できるので、ウェブサービスの登録で使えるようになる。
メールは受信できても、パスワードは別途管理することになるとか、二段階認証どうするのかとか面倒さはしばらく続きそうだけど、理想のIT状態に向かってちょっと前進できたのは良かったと思う。
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フリマアプリ、物が売れていくのはいいんだけど、乗り越えるべき壁は多くて、今日はヤマトの営業所まで行って箱を売ってもらって発送できた。インターネットの仕組みに乗ってるだけで、まけてくれや、みたいなフリーマーケット自体の面倒さがあったり、インターネットに乗っていることで発生する、購入者が遠方にいるのでものを送り届ける、という複雑さが発生していたりする。

めんどうさはさておき、これまで捨ててたような物たちが売れるのはなんか見ていておもしろい。物を捨てなくていいというのが、地球環境を直接破壊していないというエクスキューズ感がある。実際には配送につかうガソリンが南極の氷を破壊しているなど、間接的な影響はあるとは思う。不要になった物品を検索するための検索ワードを分かち書きをするためのサーバーを動かすための電力を生み出すための石炭を製造するために森林が破壊されている。

思ってたより高く売れることがあって、使わなくなったガジェットとか出してると、きれいに使っていたものは半額くらいで売れたりしている。
買うときにも、ほぼ新品みたいな値段で中古の品を買うことがあって、ゴダールのブルーレイBOX(3枚組)を久しぶりにあけたらいつのまにか1枚なくなってきて、補充のつもりで1枚だけ買ったりしていて、そのときは定価よりマイナス100円くらいで買えていた。ゴダール屋さん(新品のゴダールブルーレイBOXを販売する屋さんのこと)としては中古で売買されたらたまったものではないだろうけど、売上金がけっこうあるし、もう観ないブルーレイのディスクが世の中にあるなら中古で引き取れたらいいだろうと思ったりしていた。
こういう売ったり買ったりを続けていくと、ひとまうず家を買って住んで、ライフスタイルが合わなくなったら売りに出す、みたいなことができるようになるのかもしれない。

アウトプットの品質を下げておくと気軽に書けるようになる

12月であるし、アドベントカレンダーが回っていたりして、よくできた興味深いブログの記事を目にすることが多い。
よくできた記事ばかり見ていると、自分もちゃんとしたものを出さなければ、となってしまうことがありそう。しかしちょっと待ってほしい。


ブログ記事、といっても、プロの編集の手が入ったお金のかかった記事、一人で頑張って書いた大作、チョロっと書いて出てきた日記まで様々なものがある。
100文字くらいで終わっているものもあれば10万文字くらい書かれているものもあるので、文量に1000倍の差がある。
映像の世界で1000倍の差を出そうとすると、2時間すなわち7000秒の映画と、スマホで撮った7秒の動画、くらいの差がある。

2時間で観れるすばらしい映画がなにかあるとして、

Amazon.co.jp: フォレスト・ガンプ/一期一会 (字幕版)を観る | Prime Video

これの1000分の1の規模の映像を探してきた。蛇口から愉快な音が出て楽しい!という愉快な動画。

映画と同じ水準の映像を作るつもりで蛇口を撮影していたら、規模感や品質に対する認識がおかしい、ということになる。あくまで数秒くらいの動画だと思って撮影している。
2時間の映像を作ろうと思い立っても、撮影したパーツをつなぎ合わせたり、データが消えないよう管理したり、と煩雑な工程が増えていくので、蛇口と同じようには作れない。
これらの動画を観たり感想を話したりするときにも、蛇口とフォレスト・ガンプを同じ俎上に乗せて評価する人はいないと思う。


よく、メディアとその中身は全く関係なくて別のメディアである(光ファイバーでは通信もできるけどレーザーメスとしても使える、みたいな)、という話があったりするけど、ブログ記事に関しては、ブログ記事というワードでひとまとめになって、自分も大作を作らなければ、とブログを書く敷居を上げてしまってる人もいるんじゃないかと思う。
掲載する記事に対する期待値を下げておくと気軽になんでも書いて出せるようになって便利で、このブログは日記ということにしているので最低品質で出せるようにしている。
文量の話をしていたのでこの記事について見ておくと、この記事はURLを除くと800文字くらいなようだった。原稿用紙2枚分くらいで、小学校2年生の読書感想文くらいの文量。

語呂合わせというか、ルール化して覚えるのが好きで、覚え方で一番好きなのは、左からABC順でアクセル、ブレーキ、クラッチ、というやつ。と、ここまで書いて、左からじゃなくて右からが正しいことに気づいた。