hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

ISUCONの素振りした

ISUCONに出てみると何もできず挫折して帰ってくる、あるいは決勝に行けて調子に乗ることによって世の中と自分とのパワーバランスを知ることができておもしろいので、ISUCONに出たことあるメンバーをどんどん増やしたい!と、同僚の初参加メンバーx2と出ることにして、今日は昼前から夕方まで素振りしていた。

  • ノイズキャンセルが良く出来てるのでDiscordで通話しながら、Scrapboxにメモを書いていく作戦
  • そのDiscordで画面共有してみたらボヤボヤで文字が見えない。無料だと720pしか出せないので、1080pにするために課金した
  • 文字を打ちたくなったらVSCodeのLiveShareも使う
  • 過去問を立ち上げようとするとvagrant upになかなか時間がかかって、これ前日にやっておけばよかったね…となった
  • pt-query-digestsを使ってみようとしたらスローログが全然出ない。mysqladmin flush-logsしないと古いファイルハンドルを掴みっぱなしになるようだった、というところで1時間ハマってしまった。本番この調子だと何もできないはず
  • 今日は宿題を配って解散した。もうちょっと素振りしておきたい

コバエがホイホイ [2個入]

コバエがホイホイ [2個入]

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

スーパー銭湯

サウナへの探求を続けているので、スーパー銭湯に行ってみた。意外とおじさんが詰まっていたり、水風呂に大学生四人組が詰まっていたり、予想外に人が居て緊張感があった。
比較すると、近所の銭湯は全然人が居なくて、こじんまりとしたサウナと水風呂を独占できていたのは良い体験だった、ということがわかった。
屋外で横になれるコーナーがあって、天気もよくダランと横になっていて、こうやって完全にリラックスできているのは、なぜか考えていくと、歯が健康だからであって、奥歯がどうなってるか分からなかったら不安でしかたないにちがいない、今年のはじめに歯医者に行っておいてよかった。不安な点は優先度をつけて順番に解消していくないな、というようなことを考えた。
平日の昼間にどうやってスーパー銭湯に行くかということも検討していて、午前中にミーティングを詰めて、昼休みに移動、サウナに入って午後は休憩スペースで仕事をする、定時後ふたたびサウナに入ってから家に帰るのはどうか。

健康診断に今日行った

4月に行く予定の健康診断をずらし続けて今日行った。こんなにずらしてる人はそんないないだろう、と行ってみたらめちゃくちゃ混んでいて、9時に行って12時に終わった。インドカレー屋でチキンカレーを食べてから出社したら天気が良すぎて頭痛くなった。
視力はやや下がり、体重と腹囲は変化なし、再検査に行ってなくて怒られる、といういつもの雰囲気だった。年々視力が下がっているのだけどどうすればよいのか?目を使わない暮らしというのは考えられなくて死ぬほどパソコンしたい。

夢、昼ごはんを買いにコンビニに行くとすごい行列ができている。並んでいるとサークルモッシュが始まってしまい、そのまま大規模ラップバトルが始まる。刑務所に入っているはずのラッパーたちが続々と高い車でコンビニに乗り付けてくる。コンビニ内でのバトルの様子は全国に中継される。
ふと自分の足元を見ると、ドクターマーチンのブーツを履いてることに気づき、これを履いてるのをラッパーに見つかったら殺される、と思って家に帰る。ラッパーはティンバーランド、モッズはドクターマーチン、という棲み分けになっている。

追記

入れ墨をうっかり入れてしまって、これでは近所の銭湯に行けないではないか!と困る、というシーンもあった。

ドラッカー名著集を読んでいる

twitterをみてたらエッセンシャル版ドラッカーを読んでる人がいたので、読んでみようかな、と思ったのだけど、エッセンシャル版を先に読んでしまうとあとから網羅する時の楽しみが減ってしまうので、最初から読んでいこう、と名著集を読み始めた。

経営者の条件って言うから自分には関係ない話だろうと思っていたら、エグゼクティブ、自分で決断して成果を出す必要のある人物、の時間の使い方や成果の立て方について議論されている本だった。
この本では、肉体労働か知的労働か、という切り分けで話が進んでいるけど、ソフトウェア開発は靴の組み立て個数で測れるような肉体労働ではなくて知的労働であるので、ドラッカーが考えてくれていたことをそのまま役立てそう。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

ドラッカー名著集1 経営者の条件


本の構成もキャッチーで、いきなりフランシス・スペルマン卿の暮らしを紹介してくれる。食事の時間は昼食会や夕食会になっていて人と会っていたとのこと。食事しながら仕事が進むならお得、と思ったけど、現代ではランチミーティングは休憩時間になってなくて違法では、という話もある。

第二次世界大戦から戦後にかけてアメリカで最も成果をあげた民間人、破産寸前のニューヨーク大司教区を建て直したことで有名なフランシス・スペルマン卿にいたっては、一日に一人でいられた時間は、朝のミサ時の二五分間と就寝前の祈禱時の二五分間だけだったという。


1日の1/4をまとまって確保しないと成果は挙げられない、と説かれていて、こないだ自分も同じ結論に至っていたので、こういう普遍的な話題は50年以上前に議論済みなんだな…と感動した。普段考えてたことがどんどん本に出てくる経験が数年に一度あって、ドメイン駆動設計を読んでたときも、ちょうどこれを知りたかった、ということが順番に出てきていた。

成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。たとえ一日の四分の一であっても、まとまった時間であれば重要なことをするには十分である。逆にたとえ一日の四分の三であってもその多くが細切れではあまり役に立たない。

1/4というのは8時間労働なら2時間相当なので、数字もピッタリ揃って同じ結論になっているのがおもしろい。下の日記のコメントやブコメで、ドラッカーが指摘していたことじゃん、はい解散、みたいになっていないのは興味深い。

最近の体感値では、2時間以上連続した自由時間がないと、メインの仕事として持っているような大きな仕事だったり難しい仕事は進められないことがわかってきた。

コードを書くには連続した2時間が必要 - hitode909の日記


名著集は15まであるので飽きなければしばらくは読んでられそう。300ページ*15で4500ページくらい楽しめることになる。ドラッカーの著作は有名だけどまったく読んでなかったので、Netflixに無数にある海外ドラマの中から良いものを引き当てたとき並みに楽しみ。関係ないけど、こないだ昼ごはんを食べながらプリズン・ブレイクを見てたら足の指がチョキチョキ切られていって、ここで脱落する人もいそうだなと思っていた。

update-cpanfileがアップデート内容の説明を生成できるようにした

update-cpanfileはこないだ作ったCLIツールで、古びたcpanfileを更新するツール。手動で好きなときに使っても良いし、CIで定期的に動かしても良い。
うちのチームではすでに実用していて、CIから1日1個ライブラリを更新して、レビュワーをランダムアサインしてマージしていく、という体制で毎日利用していて、とはいえ1日1個では全然終わらないので、タイミングを見て人間がまとめて更新したりもしている。手動でアップデートするときにも各ライブラリの最新バージョンを探して回る手間が省けてたいへん便利。


これまでは「update cpanfile」っていう素朴なメッセージを出すしかなくて、見栄えが悪かったのを、何をどのバージョンにしましたよってPull Requestの説明欄に書けるようにした。
f:id:hitode909:20200818002149p:plain
Update CPAN::DistnameInfo, CPAN::PackageDetails, Carton, Cwd, File::Copy::Recursive, File::Spec::Functions, IO::String, JSON, LWP::UserAgent, Module::CPANfile, Module::CPANfile::Writer, Module::CoreList, Path::Class, Test2::V0, Test::WWW::Stub by hitode909 · Pull Request #20 · hitode909/App-UpdateCPANfile · GitHub


update-cpanfile単体で実現しているわけではなくて、JSONを書き出してGitHub Actions側でJSONをテキストに変換することで実現している。

  1. update-cpanfileが--output jsonというオプションを見て、JSONを書き出す
  2. 出力のoutputに設定する
  3. タイトル用にはライブラリ名を, でつないでoutputに設定
  4. 本文用にはライブラリをMarkdownにしてmetacpanへのリンクもくっつけてoutputに設定
  5. 3,4のoutputを使ってPull Requestを送る

という5ステップで実現できた。先週金曜にid:utgwkkと話していたら、outputとしてとりあえずJSONを出力しておけば、あとは好きに加工できて良いのではって意見をもらえたのでやってみたらうまくいってよかった。ちなみに、outputで改行を使いたいときは%0Aを出力すれば良いようだった。


こういうGitHub Actions用のYAMLを用意するとお手元のプロジェクトでもすぐに導入できるのでご利用ください。

参考

こっちの記事を読んでない人はまず読んでください。
blog.sushi.money