物語は好きだけど、物語の解釈は雰囲気でやっていて、人間本来の生まれ持った感覚だけでやってしまっている、と思って読んでみた。
こういう切り口をもって物語を読むと、こういう構造に気づけるよ、という読み方を教えてもらえる。
いろんな手法があるけど、この本ではあくまで触りだけで、参考図書を大量に紹介してくれているのがうれしい。ここからまた何冊か買って読んでみようと思う。
個人的に気に入ったのはここの部分。
『でんぢゃらすじーさん』を評価するまなざしで『戦争と平和』に臨んだら、正しく評価することも、楽しむことすらできないでしょう。
よくわからないショート動画とか見て、理解不能な世界だ…と苦手意識を持っているけど、あたりまえで、ジャンルに対する理解が不足しているということで、そのジャンルの楽しみ方とは異なる楽しみ方をいきなりやろうとしていておかしくなっている、ということだと思った。
この日記についても、起承転結がないと指摘される恐れがあるが、日記なので起承転結があるものではなくて、寝る前に書いてるので眠くなったらそこで記事は終わるもの、というジャンルへの理解をもって、読んでもらう必要がある。
著者のスケザネさんは哲学者の谷川さんとPodcastをされていて何エピソードか聞いた記憶があり、こうやってただPodcastを聞くだけの関係だった方に本の購入代金をお支払いできるのは嬉しい。
