hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

トヨタ産業技術記念館に行った

トヨタ産業技術記念館に行った。
見に行った目的としては、トヨタ生産方式について学ぶというテーマもあったのだけど、作り方のプロセスや改善自体についての展示はそんなになくて、ネジを4つずつ取り出せる便利アイテムとか、取り付けるべきネジを着実に選ぶための板とか、ひとつのコーナーに押し込まれていた。
図書コーナーの豊田喜一郎のマンガを読んだら、不良品が倉庫に並べられて全員で原因を調べよう、とか、カイゼン活動が始まっていることはわかった。

紡績から始まっているのだけど、糸が切れたら自動的に止まるような仕組み化、自働化は前提としてあって、その後のエラーを排除する仕組み(本では、バカよけ、と呼ばれている!近年ではポカよけと呼ばれていらしい)になっていたりと、紡績と自動車を通じたカルチャーのつながりを感じる。
予習としてはトヨタ生産方式について読んでいて、なおさらこの本では生産方式ばかり書いているので、その気分で行くと、トヨタの産業技術全般の展示である、というギャップもありそう。
この本の良いところは高い機械を買っても別に原価は変わらない、省人化、少人数化してようやく原価が下がる、ということ。このセクションを今読むと、AIの話にしか聞こえない。
AIの力でチームは省人化、少人数化できるはず、という気持ちになると、今の人間が張り付いて指示をするところで止まっているのでは、1人1個同じように作っているのでは、AI代がかかってるだけなんだけど、となってしまうので、人間ができない時間やらせる、24時間回しっぱなしにしてでも成果物の人間レビュー時のエラーを極限まで下げる、とか、一人で数十並列管理する、とか、そういうことをやって、初めて効果が出てくるのだなと思った。

トヨタ生産方式

トヨタ生産方式

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大人の目で見ると、エンジンをじっくり鑑賞したり、ボタンを押したらプレス機が始まるのを一生推し続けて喜んだり、という楽しみ方だけど、子供目線では、金属加工コーナーで小さいシリンダーブロックをもらえたり、紡績コーナーでは綿の種をもらえたり、プラスチックの樹脂を加工してストラップをもらえたりと、それなりに飽きない工夫もあり、子も最後まで見学できていた。ちっさい金属パーツをもらえるのが予想外でけっこうウケてしまったのだけど、コネクティングロッドが出てくると、さっきもらったこれだ、と喜んでいた。

今回は、同僚と時間を合わせてなんとなく集合して見学しよう、という遠足でもあった。
同僚のお子様(小1、小4)も来ていたけど途中ですぐ帰ってしまったようだけど、うちは4歳だけど中之島のシュルレアリスム展(最初から最後まで、つまらなすぎ!とか言っていた)など興味ない展示に連れ回していることで、耐展示力が上がっているのか、自分の足で最後まで見ていた。
終わってからご飯食べに行ったのだけど、子を一人で同僚たちのテーブルに座らせたら普通に会話して飲み食いしていて、同僚からは、子供一人であっちに置いとくって意味わからん、とゲラゲラ笑われていた。勝手に交流していて偉い。