hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

同僚がSoraのコードをくれる、というのでインストールしてみたら、なぜかコードなしでそのまま使えた。貼り付けコードがないので、リンクを1個ずつ開いて見てください。

子に見せたらそこそこウケていて、仕事が終わらないの曲は保育園に行くときにも口ずさんでいた。
今日これやってたの?って聞かれたから、そうだよ、今日これをがんばって撮影していたんだよ、という説明をしておいた。

カメオ機能を使うと、お手元のスマホから人物の映像と声を収録して、それで取り込んだモデルを動画に出演させることができる。
わざわざカメオ機能を使ってモデルを公開してくれるんだから、多少失礼なことをしても怒られないだろう、という空気感があったり、モデルの利用者も相互フォロワーに絞ったりできるので、あまり無礼な人がいることは想定しなくていい作りになっている。
ただ、いまのところユーザーが少なく、新しいもの好きの人が集まっているから成り立つのであって、ユーザーがX並みに増えて、ネットリテラシーの低い方たちが無礼な使い方を使い始めると、揉め事が始まりそうな予感はする。


物語化批判の哲学を読むと、ネットには、他人やVTuberをおもちゃとしていじり倒して遊ぶ文化がある、という指摘があった。
わかりやすいのがひろゆきで、ひろゆきなら勝手に発言をいじって遊んでも許してくれるだろう、という空気がある。
Soraにも、デフォルトのモデルでサム・アルトマンが入ってておもちゃとして使えるようになっている。
IT著名人でも、ミームになっている人(イーロン・マスク、ザッカーバーグなど)と、なってない人(ジェフ・ベゾスなど)がある気がする。
ネット文化を切り開くためにはミームになっていったほうが得、というプライバシー軽視な風潮があるかもしれない。

インターネット空間はまさに「おもちゃの世界」だと捉えることができる。誰もが自由にコンテンツを作り出し、気ままに拡散し、適当に切り貼りし、「遊び終わったらポイ」する。相手が人間であっても、一種のキャラクターとして「使って」しまうことが日常的に行われる。  これは残酷とも言えるし、創造的とも言える。


個人的なロールモデルはAphex Twinで、自らぬいぐるみになったり、コラージュ素材になったりしている。
早くこんな感じで自分の画像が世界中にばらまかれるようになりたいものだと思うので、その世界に、Soraのおかげで一歩前進できた。
そういえば、Aphex TwinのビジュアルはWeirdcoreさんが手がけているけど、このところ、VaporWave→Dreamcore→Weirdcore、みたいな不気味な画像をよしとするカルチャーもあって、そっちのカルチャー名と、人物名の区別がつかなくなっていて困る。みんな困ってないのか?
そんなWeirdcoreさんの講演がYouTubeに上がっているので、まだ見てない人は見てください。
www.youtube.com