ジャンプ+10年戦記を読んだ。
弊社の上司や社長や創業者がちょろっと登場している。
上司はビジネス人として普通におしゃべりしているのだけど、本の編集の方針なのか、社長や創業者は気が利いたときに出てきて、鶴の一声を言う、という編集がなされているような気がする。
ビジネス会話に対して、いきなり、抽象度の高いことをいきなり言うと、霞を食って生きている仙人とか、霞を食って運営されている会社、みたいな感じがしておもしろい。
新施策の相談を受けて、「ドーナッツはね…真ん中があいているからドーナッツ…」とか言う(余白や引き算によって価値が生まれるという示唆。お前の新施策はゴテゴテしすぎ。)みたいなイメージ。
売上の伸びが悪い報告を受けたときには「竹はね…節があるから竹…」(ときには停滞や区切りも必要)みたいな。このフォーマットでいくらでも考えられるのでみなさん考えてみてください。「芽キャベツはね…芽があるから芽キャベツ」(お前のアイデアには成長の余地がない)みたいな。