hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

国宝をいまさら見た。

  • ワークライフバランスがテーマの映画として見た。よくある、仕事全振り、から更に進むと、まわりの人間の権利を侵害していく、というマイナス状態になる。
  • 家をつぐ、世間に説明する、など、体裁がすべて。家って概念で存在しないものなのに、大事にしている。人間国宝も概念
    • 既存の権威に認められて舞台に復帰するのも嫌すぎる
  • 同じ演目を何度も繰り返す、その過程で登場人物の関係性が変わっていく、という構造はおもしろいと思う
    • 同時に、同じことを何度もやっていて嫌すぎと思う
  • 探している風景についに出会う、というのも安直でつらい

それを上回る映像の美しさがある、とか、そこまでして芸術に打ち込む悪魔的な営みなんです、それを描いている、という見方もありそうだけど、描かれている行為が嫌すぎで、リベラルな人にとっては苦手な感じの映画だと思う。
よかったところは音。着物がしゅるしゅるいう音だけを拾っている。現実の鑑賞ではありえない音量で布擦れの音を聞くことができる。
歌舞伎の笛や太鼓の音があるなかで、そこに別の音楽を堂々と被せてるのも良かった。歌舞伎を舞台としてみせるつもりはなくてかっこいいオブジェや素材として扱っていると思う。
ただかっこいいだけで内容は苦手なことには変わりない。撮影に使った舞台もいいし、演技も良い。でも内容が嫌すぎ。ワークライフバランス版ゾンビが出てくる、ワークライフスプラッター映画として見ると、そういうものかな?とい気もしてくる。ゾンビ映画も、腸のシズル感は良いけど、内容はあんまり好ましくない、というものが多い。

京都出町のエスノグラフィ

京都の本ってよくあるけど、京都の中でも特定の地域についてこんなにたっぷり書かれた本ってあまり見ない。
エスノグラフィとタイトルにあるように、応仁の乱の歴史、みたいなものではなくて、現在生きてる人たちの声が収録されている。
商店街のミセノマを軸に、物件を相続してゲットする人もいれば、間借りで始める人もいて、という、街との関わりについて解説してくれる。言われてみるとたしかに小さくて変な店がちょこちょこあったり、路上で野菜を売ってる人がいたりする。
2010年くらいに来たときにはシャッターがもっと閉まっていたような記憶があったり、その後訪れたらすっかり鯖とアニメ推しになっていたりと、イメージ変わったな…と、ただ受け入れていたけど、この人たちにはこんなことがあって今こうなってるんだな、ということがわかるとおもしろい。

かつて大型スーパーの出展反対運動があり、補助金を得て広場を改修した、という話は当然知らない話だけど、かつて今出川にあった伝説の喫茶店、とかは、最近WiFiができたみたい、という知人のブログ記事を2008年くらいに見かけた記憶がある。その後全焼していて、Googleマップでみたら普通の一戸建てになっていた。そういう、半分知ってて半分知らないような距離感で読めるのがおもしろい。

たこ焼き屋さんの証言で、左京区が一番盛り上がってたのは10年前です、みたいな話も書かれていて、言われてみると最近はおとなしいような気もする。
左京区というと、たしかに、めちゃくちゃなものをよしとするカルチャーをイメージするものの、京大の立て看板のイメージに引きずられすぎているような気もして、一部の人が張り切っているのをおもしろがっている、という側面が強いかもしれない。左京区民の大半がめちゃくちゃなものをよしとしているわけではなさそう。
整ったデザイン、とか、プロによるデザインとは距離があり、市民がふにゃふにゃ書いた絵をよしとしているような印象。学園祭では、焼きそば300円みたいなポップを手書きしたりするけど、暮らし自体が学園祭みたいなイメージ。けっしてクオリティが低いと言っているわけではなくて、デザインが全市民に行き渡っているということだと思う。
中央のオフィスで作った印刷物を全国で掲示する、という、大規模な資本が流入していなくて、個人経営の店が多い、ということかもしれない。

スタッフエンジニアの道

この本では、自分たちの立ち位置や、周りのチームとの関係、向かっていきたい場所、よくわかっていない未知の場所など、地図のメタファーでまとめてチームに共有しましょう、としている。
ゆくゆくテックリードをやってほしい人向けには、このチームの課題は何?とか聞いているけど、そういったものを作るうえで、地図でやってみよう、とかワークショップでやってみるのは良さそう。
次に何をやるべきか?というときにも、地図が頭に入っていれば、地図によるとそれは大きな問題なので、チャンスがあったらうまく周りのメンバーを巻き込んで進めよう、とか、その課題は見つけただけで、話してはいるけど、べつにやらなくてもいいんじゃない?とか意見することができる。


社内用語で「金脈」という言葉があって、小さい労力でコストを削減とか、売上をアップできる可能性がある部分、ということ。
以前、Redashでおもしろがって「金脈ファインダー」というクエリを作ったら、それがいつのまにかチームの仕事に組み込まれていた。
ある日、金脈ファインダーが動かないんですが…と呼ばれて、たしかに最近のRedashの設定変更で、金脈ファインダーが止まっていますね、とかそんな話をしていた。
この本では「トレジャーマップ」という地図がでてきて、真っ先に思い出したのが、金脈ファインダーだった。けど意味は違っていて、ビジネス的に一発当てるためのビジョンということ。


エンジニアリングマネージャは人に関与するけど、スタッフエンジニアはやらないのか?という目線も得たくて読んでいたのだけと、そんなことはなくて、1on1をやったり各種アドバイスしたり。直接仕事はしないけど技術的なリーダーシップを取るなど。
ただし、求められてないのにアドバイスはしない。アドバイスせずに黙っているというのも難しくて、黙っていて、その後失敗し、そうなってから、「実はあの時こう言おうと思っていたんですが…」となると、先に言ってよ、となる。
ガードレールとして、失敗しないための動きをすばやくやってあげるのがよい。
また、口を出さずにいても、我慢できなくなり、ある日言いたくなってしまう、自分でやりたくなってしまう、みたいなことも社内ではたまに見る。しびれをきらさない胆力が重要と思う。
しかしメンバーの成功が自分の成功でもあるので、やってもらいつつも、直接はこちらから手を出さず、最後には成功する、ということが求められる。


うちの会社でスタッフエンジニアとして振る舞えるか?というと、複数チームで課題になっていることを見出して企画する、みたいなことができるなら価値がありそう。
1チーム内での機能開発という目線で見ると、どうしても今の延長になってしまうし、そこから、隣のチームも巻き込んで、ここをこう変えるぞ、みたいなパワーはなかなか出せないと思う。
たとえばサーバー、アプリの両方の暮らしを見ていて、あっちでもこっちでもこれが問題になっているな、みたいな情報を得られるように慣れば、価値を発揮できるチャンスがありそう。

すっかり紅葉の季節で鴨川沿いがいい感じになっている。
川での過ごし方にも初級から上級まである。

初級としては、川をぶらぶら歩き、ベンチに座る、というのがある。これは簡単。
中級くらいになると、落ち葉の上にダイレクトに座る。これは座れる場所のチョイスや、湿り気のチェックなどが必要。
上級になると、スタンドのついてない自転車を地面に転がし、自身は川べりに座る、というのがある。後ろから突き飛ばされると転落する場所に座ることで、川をダイレクトに感じられるし、落差工の前に座ることで滝のようなサウンドを体感できる。こういうことをしている人はだいたい自転車にスタンドが付いていない。スタンドって重たいだけだし、要らないよね、そして川は川べりに限る、という、ギリギリって感じの人生をおくっているのだと思う。

落差工とは?これを設けておくと勾配がゆるやかになり、川底が削れていくのを防げるらしい。鮎の遡上を邪魔することでニュースになっていた。どうでもいいけど、鮎の遡上を助けている方が立ち上げた団体が「天然アユを食べる夢を叶える会」なのがおもしろい。助けたいのか食べたいのかどちらなのか?助けて食べたい、という、両方なのか?
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花脊山の家に火起こし体験に行った。火を起こして、その火を使ってカレーを作る、という体験。
火起こしって、小さい頃に滋賀県埋蔵文化財センターでやったことがあるけど決して火はつかなかった。道具も、枝におんぼろの紐が巻きつけられてる、みたいな縄文時代そのままみたいなものだった。
今日の道具は金属のコーティングもあるし、紐はキャンプ紐で、これならどうやってもつくでしょう、というような形で、シャカシャカやってたら数分でついて楽しい。
非常時に火を起こすために、これをひとつ買っておいて、備蓄物の箱に入れておいてもよさそう。災害時に火起こしできると考えると、がんばろう、という気になれるかもしれない。
うちは都市ガスなので、万が一のことを考えておいたほうが良い。もしプロパンガスにしていたら、家にボンベがあるので、災害時に火起こしするという楽しみが得られなくなるところだった。

薪で火をつけると全身炭の香りになって癒やされる。家で焚き火することを考えていなかったのが悔やまれるけど、街なかで焚き火できるわけないんだから考えなくていいという説もある。薪ストーブは?と思われそうだけど、うちは隣の家との距離が15センチくらいの地域なので、薪ストーブを使ったら隣の家の洗濯物が真っ黒になり隣人関係が最悪になると思う。
火を使いたかったら実家でやったら良いと思うけど、田んぼでいらない紙とかガンガン燃やしてた記憶があり、その活動がまだ続いているのか、さすがにもうやめてるのか、そういったあたりを調査する必要がある。



うちのトイレ照明。
これをふるさと納税でもらって、
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ハーフミラーの電球を取り付けていたけど、
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夜に子が一人でトイレに行くのが怖い、真っ暗だと嫌、ということになって、

無印のクリップライトをコンセントにつないで、24時間つけっぱなしにしている。これで、常時、うすぼんやりした明るさになっている。天井に向けて照射することで、間接照明になっていて、良い雰囲気も出ているような気がする。

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怖さ対策で始めたものだけど、トイレ自体はうすぼんやりしていたら、使えはする。
スイッチを触らなくて済む、というのが楽で、こだわって選んだブラケットライトはあまり点灯させることなく生活している。


そういえば、階段も、スイッチのオンオフじゃなくて、センサー式の足元灯だけにしたのだけど、それも歩いていって近づかないと点灯しないので、子は怖がっている。
雰囲気的にはこんなやつ。
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