hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

Kindleのコンテンツ、読めるデバイス数に限度があるのを知らなかった。これまで使っていたすべてのスマホに入っているので、数十台のデバイスを持っていることになっていた。古いスマホをどんどん消していったら読めるようになった。物理本とちがってどこでも読めるのは本当便利だな〜と思う。いま家にいるので会社にある本にはアクセスできず、逆に出社すると家の本にアクセスできない。

オンライン飲み会に飽きて1on1ブームが来ている

ステイホーム期間で人と会うことがなく、みたいなことを今更言う人は減ってきたけど事実として確実に人とおしゃべりする時間は減っている。
オンライン飲み会も飽きてしまって、6人とか集っていると発話するタイミングを伺うのに疲れてしまう。

社内では1on1をしていて、メンタリングとかコーチングみたいな目的でやっていることもあるけど、そういう目的ではなくて、友達と一対一でサクッと話すのがよさそう、といろんな人と1日30分くらい喋ってみている。
発話タイミングを探らなくていいのでストレスが少なく、また発話頻度をあげられるのもよくて、6人で2時間話すと1人あたり120/6=20分しか発話できない。30分で2人なら、30分のあいだ15分は発話できて効率が良い。
また、メンターとして1on1に行くと、答えはメンティーの中にある…メンターはあくまで聞き役としてそれを引き出す…みたいなプラクティスがあったりするけど、一対一でおしゃべりしているだけなので気楽。
議事録はscrapboxに書いていて(ここがユニークなポイント)、去年の3月にも1on1しましたねってログを眺めて、今回と同じ話をしていることに気づいたりとか。

困っていることとしては、日程調整がめんどうで、調整さんを立ててみたけど、その後結局Googleカレンダーでイベントを作って招待したりとか、都合悪くなったのでずらしたい、とかの調整は調整さんではできなかったり。Googleカレンダーには予約枠という概念があるけど、そうすると、歯医者と患者、みたいな主従関係っぽくなってしまうのも嫌。

普通はこういう1on1の調整どうやってるのか?と思ったりしたけど、普通は突然電話して、今何してるって言って30分くらい話して、それじゃあって言って会話を終えたりしてそう。電話が暮らしに組み込まれたためしが一度もないので、電話の魅力にまた気づいてない気がする。
大人数で発話するとうるさくて聞こえない問題への対処として、近場のユーザーの声が聞こえやすくなっているツールもあったと思う。あとは、交流するさいの没入感を上げるためにVRになるとうれしい、とかがあるかもしれない。友達が3Dになってもうれしさはたいしたことはないけど、遠方の孫をVRで抱っこしたいときに孫が3Dになるとうれしいかもしれない。しかしVRデバイスを用意するのも装着するのも大げさなので、ここは、家紋を見れば人と会ったような気になるとか、そういう発明がなされてほしい。たとえば、芸人を見てうれしい、というのは芸人本人による一発ギャグを見たい、ということであって、そういう形で、人間をウェブブラウザ上に還元できるような記号化が可能なのではないか。

友達にヘルシオどうですかって聞かれたのでメモ

家事したいけど時間がないという友達にヘルシオどうですかって聞かれたのでメモ

  • 30Lの2段調理タイプを一年半くらい使っている
  • 加熱中ほったらかしにしておけばいいのはとても楽
    • 今ではコンロの前に立って調理することがほぼない
  • 二段にしてみたけど、上下使ったことはほぼないので、一段でもよかったかも
    • 一度にぎっしり詰め込んでやるよりは、適当に材料を並べたくらいの時点でやってしまう
    • 2段のほうが火力が強いそうだけど、多少待ち時間が増える分にはあまり気にならないのでは
  • 話せる機能は好みによりそう
    • れんこん!とか言うとれんこんのレシピを案内してくれる音声入力機能と、「れんこんのレシピを検索したよ」みたいにヘルシオが喋ってくれる出力機能の二方向で、後者は調理中に広告を再生してくれる
      • 広告が24時間爆音で流れる代わりに無料のモデルが出てほしい
  • 焼き魚を自動で作るのが嬉しくて、自分で焼くと火加減がよくわからない、魚を食べる頻度が上がった
    • 切り身を買ってきて、網に乗せて、まかせて調理→網焼き、で完璧に焼ける
  • ちゃんと料理しなくても、ウォーターオーブンで既製品の加熱をするだけでもシナシナにならなくて良い
    • 焼き立てパン温めするとレストランで最適なタイミングでサーブされるパンみたいなパンを入手できる
    • 冷凍の唐揚げなんかも、指示を無視して、まかせて調理で揚げるとカリッと仕上がる
  • 1週間分のカレーとか大量の筑前煮を作り置きしたいならホットクックを手に入れたほうがかさ増しができるかも
    • 10分で作った割に死ぬほどうまいぜ!!みたいなものはあまりできなくて、うまさの瞬発力はサクサクに加熱できるヘルシオのほうが上だと思う

人生は短いのでコンロの前に立って火加減を調整している場合ではない、Netflixを観る時間を捻出するためいますぐ買いましょう。

人生は短いので貯蓄がゼロにならない限りは早く便利グッズを手に入れて早く暮らしを良くするべきという考えがある。

https://blog.sushi.money/entry/2020/01/27/194854

有給をとってひたすら家事をやって、カーシェアで実家に荷物を置きに帰って、この一人で自由にぶらぶらできる時間はきっと向こう20年間で今日くらいしかないだろう、と滋賀のスーパー銭湯に行ってきた。
めちゃくちゃよくて、インフィニティ風呂(琵琶湖の水面と風呂の水面が一体化する風呂のこと)があったり、リクライニングスペースから琵琶湖が見えたり、要するに滋賀県の魅力は琵琶湖しかないのだけど、大阪のサウナではビルの外にかかった網とかが見えているので、ゆったり感が全然違う。

車でぐるぐる回っていると、滋賀県は車さえあれば、おおらかな雰囲気で、京都みたいにめちゃくちゃに道が混んでたり、すべての道が直角につながってて直角に車が飛び出してきたり、家の角に石が置いてあるわけでもなく、適度に自然もあって、行こうと思えば真っ直ぐな道で京都にも行けて、良いな、と思ってきた。
徒歩だと、どこにいくにも、なにもない国道を延々と歩くことになったり、自転車に乗ると、満足に自転車が走れる道もなくていまいちなんだけど、車に乗ると気持ちよく走れて、琵琶湖も見れて(結局琵琶湖しかないのは変わりない…)全然体験が違うことに気づいた。
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最近入社されたチームメンバーと1on1していた。
入社する前からこの日記を目にすることがあって、入社初日に、僕がチームメンバーであると知ってびっくりした、とのこと。
たしかに、一目で分かるところに所属を書いたりはしてない。


わかりやすい位置に所属を書こう、とは思わず、まあ今くらいでよいのでは、と思っていて、というのも、このページに現れる情報を上から順に見ていくと、「blog.sushi.money」「hitode909の日記」「趣味はマリンスポーツですの日記です」という、日記であることしか伝わってこない構成になっている。
ここにでかでかと所属を記してしまうと、気負いして、力の入った記事しか書けなくなってしまうと思う。


一人でも多くの人に見てほしい、みたいなときには、内容のレビューも経てから、会社のブログで書いたほうが多くの人に届くことは明らか。
より多くの人に届ける、という目的を捨ててしまえば、自分のブログには、自分で見返してその日に考えたことを思い出す、とか、偶然通りがかった友達が読んでスターを付けてくれる、くらいの期待感で、なんでも書いていけばよくて、このブログは誰も読んでないと思って書いている。
こんな毎日似たような話をだらだら書いていて、これを全部読んでいる人が居るとは到底思えない。lofi hip hopのYouTubeチャンネルを開いて、3時間くらい楽しく聞いた後で、瞬間的には音色のテクスチャを楽しんだりはしているけど、よくよく考えるとどの曲も同じじゃんって飽きてブラウザを閉じる体験を誰もがしたことがあると思うけど、そういう日記になっている自覚がある。


これ誰かに紹介されてKindleで買ったのだけど、すべての章が一様に見えて、全然読めなかった。パルプ・フィクションに出てくるハワイアンバーガー、あれ食べてみたいよね〜、くらいのスピードで全然知らない人物とか話題がぽんぽん出てきて、なんだこれと思って適当にランダムなページに飛んでみたら引き続き、なんだこれということが書いてあって、まずはシュレーバー回想録を読めということ?って読み始めたら、そっちもいつまで経っても読み終わらず、そういう本たちを、何年か前の、出張が多い時期に読もうとして、新幹線で必ず何ページか読んで眠くなって気絶していた。分野として、手に取るのが10年くらい早かったと思う。

テクノロジーが発達して物が届く

ウィッシュリストからいろいろ送っていただいていて、本当にありがとうございます。
箱の届く量、頻度ともにかつてない規模で、ピンポンが鳴るたびダンボール10箱ずつ届くみたいな体験になっている。この伝票8枚にハンコかサインお願いしますって言われて、シャチハタを8回押した。
おしりふきが6000枚届いて、1日10枚使うとして1.5年くらいおしりを拭けるようだった。


妻はしばらく入院しておるので、ビデオ通話とかで様子を共有していて、これ携帯電話がなかったら公衆電話でやるのか?と考えると、たしかに病院の公衆電話から電話かけてるシーンをドラマとかで見たことある気がしてきた。
いろいろ送ってくれる人たちもインターネットとか勉強会から知り合った人たちが大半で、インターネットがなかったら残るのは会社の人達くらい。もうちょっと考えると、インターネットがなければ会社も存在しないし、インターネットがなければこの日記を配信するサービスも、サービスを提供するためのネットワークも存在しない。
友達と雑談しているSlackに育児チャンネルがあって、ゴミ箱こういうのがあると役立つよ〜とか教えてもらったりして、これもSlackがなかったら個別に電話でもしておむつどうやって捨ててるか聞いて回るのか?とか考えると、Slackがあってよかった。


友達たちはなぜかやけに気前が良くて、ちょっと質問すると、なんでも教えてくれたり、相談に乗ってくれたりする。
テクノロジーがだんだん発達するのはわかるけど、人間はだんだん親切になったりせず戦争を繰り返すと思うので、親切な人たちに囲まれているのはありがたいことだと思う。
それでは聞いてください、FUNKY MONKEY BABYSで「ありがとう」。
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つづいて、テクノロジーの歌をお聞きください。一時期、オフィスにいるAlexaにこれを歌わせるブームが来ていて、話題に関係なくAlexaにこの歌を歌わせて人間はゲラゲラ笑うだけという形のディスコミュニケーションが発生していた。
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そして、Daft PunkのTechnologicでお別れしましょう。大学2回生くらいのときこれを狂ったように見ていて、授業に行かずに部室で爆音でこれを流しながらコードを書いたりしていた。Buy it, use it, break it, fix it,と言う前に授業に行けという話。
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