hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

自分はマネージャではないのだけど、おすすめされたので読んでみた。
これまで、1on1でのフィードバックというと、まずは良いニュース、そして悪いニュース、そしてさらに良いニュース、みたいなサンドイッチ技しか知らなかったけど、この本では体系化されていて、こういう考え方でやりましょう、というフレームワークを教えてくれたり、後半では具体的に、こういうときはこうするべし、みたいなテクニックを教えてくれる。ちなみに、この本では、サンドイッチ技は都合の良いところだけ記憶に残るのでよろしくないとされている。

前半の、枠組みを教えてくれるところはおもしろかった。客観的なデータを集めに行こう、とか。あとは、学生のときにバイトで入ってすぐくらいのときに、社長がぷらぷら歩いていて、元気?楽しい?って聞いてきて、この人はなんでプラプラ歩いてやってくるんだろう?と思ってただけど、こういう本を読むと、声を書けて回って情報を引き出すのは大事なのだな、と腹落ちした。


気になるのは、構造的に、フィードバックする側がこちらは綿密な準備をしてからフィードバック相手を呼び出している。相手としては、寝耳に水なので、言い訳が発生したりする。そこでもあきらめず、こちらとしては、相手の論理のほころびが出るのを待って、着実に刺しに行きましょう、というアドバイスが記されている。
フィードバックの出来事としてはそうなのだけど、正論で殴りすぎていて、かわいそうじゃないか、とも感じる。嫌われても良いので、お互いのためにやるしかないにしても、こちらは事前に準備してる分、片手で戦うとか、配慮があってもよいのではないかな。

私がおすすめするのは、「他に何か原因はありますか?」と言い訳をたくさん言ってもらうことです。あいづちをうちながら、好き放題言ってもらいましょう。  なぜかというと、言い訳が多いほど、必ず「論理のほころび」が出てくるからです。そこをつくと、相手は自分の過ちに気づき、何も言えなくなります。  まったくの余談ですが、私は合気道をやっています。その中で、フィードバックは合気道に似ているなと思うことがあります。

事例集に出てくる人は、もうちょっと部下に寄り添うという雰囲気でやっていた。その辺のさじ加減は人によるのかもしれない。


成長し続けるためには、フィードバックするだけでなくて、まわりからきちんとフィードバックを受けましょう、というのはそのとおりだなあと思って、今の環境では自分がわりとチーム歴長いので、冷静でするどい指摘、みたいなことを言ってくれる人があまり居なくて、よく自分1人で振り返りをして、このあたりはだめなのでこうしよう、とかやっている。

真実の終わり

専門知は、もういらないのかでは、専門家に対する不信と、まあどうしようもないよね…みたいな悲壮感ある流れだった。
この本は、現代の、信じることしか信じない人たち、とくに、トランプに対するすさまじい批判が続いていて迫力がある。

トランプの支離滅裂さ(ねじれた構文、発言の撤回、不誠実な言葉、二枚舌、扇動的な大言壮語)は、彼が創りあげ、生き甲斐とするカオスの象徴であり、噓つき用工具一式の中でも不可欠の道具である。彼のインタビュー、テレプロンプターなしの演説、ツイートは、侮辱、絶叫、自慢、余談、無理な推論、留保、説教、当てこすりの驚くべきごた混ぜだ。人を脅迫し、平然と騙し、分裂を煽り、スケープゴートにするいじめっ子としての取り組みになっている。

自分に都合の良い、信じたいことしか信じない、というときに、ポストモダン、脱構築の文脈が悪用されている、という話がなるほどと思った。
ここ20年ほどは、主人公が葛藤するアニメを見て、うんうん、セカイ系だね〜とか言って暮らしていたけど、世界を破壊するほどに大きくなってしまったのだなと思った。エヴァ新劇場版が始まる頃はこんな雰囲気ではなかったけど、すっかり社会が変わってしまったのだと思う。心の世界で葛藤する主人公、ではなくて、ファクトチェックに奔走する主人公を見たい、という社会になってきている気がする。
日本の政治を見ていても、自分の信じたことだけで突き進んでいく、という雰囲気は蔓延してきているように見える。これが身近な人達がこうなると嫌だなと思う。

真実の終わり

真実の終わり

夢、近所の銭湯に行ったら常連のおじさんの死体が安置されていて、葬式会場として利用されている。菊の花がばらまかれているため、排水口が詰まって、腰まで水が来ている。
それと同時に定食屋としての営業も始まっていて、腰まで水に浸かりながらアジフライ定食を食べる。ドレッシングかけずに食べてたら注意される。
若者が土足で上がってきて、スニーカーの底にキラキラのラメが入っているのが、穴が空いてて、あたりにキラキララメが流れ出す。

昨日は花金だ〜と飲みまくっていたらめちゃくちゃになった。朝起きて、ウイーンフィルが来日するというニュースを見たのですぐにチケットを買って、おさるのジョージを見ながらトイレで嘔吐した。そういう日もある。

普段乗ってる自転車は変速がついてないので何も考えずに足をぐるぐる動かしたら進むのだけど、妻の自転車はみんな乗ってることでおなじみのGIANTのESCAPE R3で、たまに借りて乗ってるのだけど、変速が付いてるので、自転車漕いでる間、延々と変速することなる。めんどうだなと思っていたけどなかなかスピードが出て便利。5万円くらいでこれが手に入るならみんな買うしかないと思う。
ライトがUSBで、出先で電池が切れるとどうしようもなくなる。そういった点では、コンビニで買える単三電池とかを使うほうが使い良いのではないかと思う。