hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

Creating Documentation in an Agile Scrum Environment

普段メンテナンスしているプロダクトの仕様について、うまいストック情報を作れていないという課題感があって、世間のノウハウを知ろう、とKindleで適当に買った本を読んでみた。
スクラムチームに所属しながら製品のコンシュマー向けのドキュメントを書くためのテクニカルライティングの本。

読書メモ

  • アジャイル開発について学んでもライターについての記述はなく、ステイクホルダーにも入っていない
  • 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、という宣言があるけど、コンシュマー向けのドキュメントが不要になるわけではない
  • ドキュメントを書かずにプロダクトを作り終えたり、完全にプロダクトを作り終えてからドキュメントを書くことができるプロダクトも存在する
    • メールアプリのドキュメントを読んだことがありますか?
  • スクラム環境でドキュメントを作るには2つのパターンがあり、デベロッパのスクラムチームに所属するパターンと、情報部門(Information Engineering Team)に所属するパターン。アジャイルの各工程 x 2パターン、でそれぞれどのように振る舞うとよいかが記されていて、さくさく読んでいこうとすると、では次の場合は…みたいになってテンポが落ちる
  • スプリントでの開発とドキュメントをどのように折りをつけるか、3パターン紹介されていて、開発が終わってからスプリントを始める、というウォーターフォールっぽいもの、関連するストーリーとして同じスプリントで取り組む、同じストーリーで取り組む、という3パターン

感想

新機能とその告知ブログをセットでリリースしているような開発をしているチームの人たちにはおすすめの本だと思った。開発とドキュメントづくりがうまく連携しない場合の例としては、エンジニアが一通り開発して、QAが済んでから、では告知のブログを書きましょう、とやっていると、書いたコードをマージできない間に他の開発が進んでコンフリクトしてしまったり、開発と告知の編集のあいだに情報の分断が起きていることがあった。

また、最近チームに所属する人の職種が増えているので、職種ごとに、どのようにアジャイル開発に関わっていくかという方針建てが必要なのだなと思って、この本ではライターはステイクホルダーとみなされていない、という話だったけど、いろんな立場の人がうまいこと活躍したり、情報の分断が起きないような取り組みがあるとよさそうだな、と思った。チームがでかくなると全員で集まるのも難しくなっていくけどそれは別の話で、ピザの枚数で制限をかけましょうという話があったり、組織構造とソフトウェア構造を一致させましょうという話があったりする。

タスクのチケットごとにドキュメントの更新が必要かどうかをトラッキングできるようにしましょう、という話がのっていて、ドキュメントが成果物の第一級の仲間たちとして認められている世界が提示されていた。実装とドキュメントづくりが同じユーザーストーリーなら、マージしたりレビューしたりするまでの間にドキュメントのレビューも入るはずで、実はここも変更が必要ですとか、専門的な知識が必要となるレビューが始まりそう。そのようなレビューができる人を得るにはどうしたらよいのか、数年ごとに社内のチームをあちこち異動していると、知識の定着がなくて難しいのではないか、とか考えていた。


どのようなドキュメントをどのように整備すれば運用中のソフトウェアの仕様を必要十分に記せるのか、というヒントを得たかったけど良いアドバイスは得られなくて、ドキュメンテーションを支える人の暮らしについて教えてくれる、という本だった。


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リモート飲み会でめちゃくちゃになっている人をまだ見ていない

現実世界で飲み会しているとめちゃくちゃになる人がたまにいて、机に突っ伏して寝ていて髪の毛がハイボールでびちゃびちゃになっていたり、歩けなくなって肩を担がれて帰っていったり、頭からゴミ箱をかぶったり、道で寝たり、気づくと指がしびれていたり、うちの夫はそこにいますかってLINEがきたり、奥さんが会社まで迎えに来たり、鯖寿司を投げたり、スマホを床に叩きつけて液晶が割れたりする。そういう人をリモート飲み会ではまだ見ていない。突然寝始める人くらい居てもいいと思うけどそれも見ていない。

また、二日酔いになるまで飲むこともなくなっている。おごってもらえるなら飲んでおくか、と飲み続けたり、コース料理なら料理が出てくるのにあわせて飲み続けたりするけど、家では必ず有料であったり、料理がコース状にどんどん出てくることもなく、きのうはチーズと焼豚をちょっと切ってちびちびつまんでいた。それに加えて常時水を飲むようにしているのもよいのかも知れない。店だと水くださいって言わないと水もらえないけど、家だと蛇口から浄水器に移してちょっと待つと飲める。

飲酒してから移動するの危険だなという印象もあって、歩いていて車に轢かれるリスクがあったり、スリ、置き引きにあったり、財布をどこかに置いてくる可能性もありそう。

そういえば、どこに行っても忘れ物をする友達がいて、彼と会うときには彼は必ず飲酒しているので、飲酒することで判断力が低下して大切な時計とか数珠とかジャケットとかを忘れてきているのだと思っている。

サーキュレーターからハードディスクみたいな音が出ていて困惑する

安いサーキュレーターを使っているので、静音だったり動作がなめらかだったりするという機能がない。
現在ではハードディスク使ってないのだけどサーキュレーターからハードディスクみたいながりがりする音が聞こえて平成かな?みたいな気持ちになる。これに加えて、ダイヤルアップのモデムみたいな音がする家電があればテレホーダイかな?みたいな気持ちに浸れそう。

VSCode ExtensionのBookmarksが便利

VSCodeで長いコードや入り組んだコードを読んでいくときに、さっき読んでたあれはどこに行ったっけ、となって困っていた。ファイル名を手元のテキストファイルにメモしたりしていたけど、ところでさきほどのメモのタブはどこにいったのか…と混乱していた。
エディタ内にブックマークを作れる拡張があるに違いない、と探したらBookmarksという拡張があった。
その名の通りで、行に対してブックマークを追加できる。サイドバーのBookmarksタブからブックマーク一覧を参照できる。
ここのテストは後で直しそうだな、と思ったらとりあえずブックマークしておく、みたいに使えて便利。

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追記

コメントで偽物の拡張があると教えてもらった。たしかにインストール数が100くらいの同名の拡張がありました。どのような挙動をするかは分かっていません。GitHubのリポジトリを読みに行こうとしたけどリンクもされていない。お気をつけください。
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