hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

話法が移る

将棋界ではひえーっと叫ぶというニュースを見た。話法が移るのはよくあることで、はてなインターンに来ると語彙が「シュッとやる」「最高」「便利」「優勝」としか発話できなくなる。ヒップホップの人は「はい」のかわりに「間違いない」って言う。
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最近は、自分は助詞を抜いた文章を書きがちということに気づいて直そうとしている。犬、がんばってる。みたいなやつ。おもしろいのでついやってしまう。犬はがんばっています。と書くのが良い。

無意識にやってしまっているけど、こういうおもしろ日本語づかいを周りの人が真似してしまうのはよくないと思って控えようと思っている。あとは、「〇〇だと思います」じゃなくて「〇〇な気がする」って言うのもやめたい。一時期は「思うと思う」って言うのがマイブームだった。
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特定の人物の文章を読み続けるとその人に似ていくという現象があるので、幅広く読むのが良さそう。全集とか読むのはよろしくない。椎名林檎ファンとかは歌詞カードを読み込んで漢字を遣い倒したり當て字を使ったりしていると思ふ。

Perfumeのライブを見に行った

Perfumeのライブを見に行った。高校生か大学生くらいのころから、和製Daft Punkみたいな扱いで以前から好きで、Fan Service bitterを持ってたのだけど実家を出るときにブックオフで売ってしまい、いい値段で売れて、最近はSpotifyで聴いたりしている。
毎年紅白を見るのも楽しみにしていて、ライゾマティクスリアルタイム技術を見れてよかった。今回誘ってくれた妻の会社の同僚は、リアルタイムにできるのはすごいけど、クオリティは事前に作ってきた映像のほうが高いよね、毎回同じダンスができるなら事前につくった映像だけでクオリティを上げられるのでは、技術がすごいのはわかるけど、お客さんが見て、ひと目ですごい!、となるような演出のほうが好き、とおっしゃっていて、なるほどと思い、僕としては紅白でドローン飛ばしてた回が好きで、最初見てたときはドローンだと気づかなくてLEDが光ってるのかなと思ってたけど最後にドローンをキャッチしたことでステージでラジコンヘリが飛び回ってたことに気づけた。最初は分からなくても数年くらいしたら一般的な技術になって、そのとき、ああ、あのときPerfumeのライブでみたやつだ、みたいに気づける、ようなことをやっているのは好き。
メディアアートを見に来てる人とアイドルを見に来てる人が共存していて、アイドル派の人たちは開演前に大声を出したりしている。そういう人たちがドームを埋め尽くしていておもしろかった。

キレイ

松尾スズキ作の舞台「キレイ」を見に行った。
映像化すれば何百万回と再生されるものを目の前にいる数千人くらいにしか届けられない形でやっているのは贅沢。演奏もその場でやっている。
映画だったら、ここを見て!というのが明らかだけど、舞台だと広いセットで大勢が同時にあれこれやっている。セットは一階から三階くらいまであって、そこで同時にずるずるやっているのは映像にはあまりない世界観だと思う。
場所の変化が照明とか、ちょっとした小道具くらいですべて表現されているのもおもしろい。明るさを完全に制御できるとこういうことができるのだなと関心した。
舞台という成果物を作るには、まずはストーリーが有り、脚本があり、曲があったり大小道具があり、映像を作ったり照明のタイミングも詰めたりして、と必要な作業が多岐にわたるので、辻褄の合った形で作っていくのは大変そう。映画だったら映像という形でパッケージングしてしまえばあとはどうにでもなりそうだけど、舞台はその場でやることが求められる成果なので難易度が高そう。


キレイの感想というか舞台という形式についての感想みたいになった。
otonakeikaku.jp