hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

ガムラン

ウブドは北の方の街。田んぼに囲まれている静かな街、という説明だったけど、来てみたら人が溢れかえり、バイクが道を埋め尽くしていた。ホテルはめっちゃいいけど道を歩いてて楽しいという雰囲気ではあまりなかった。

ガムラン見れたのは良かった。楽器の種類が多くて、緩急がある。獅子が寝てる間は静かだけど起きると突然グルーヴ感が増したりとか。鉄琴的な楽器が別のメロディーを奏でていて、それもすごいけど、合わせるところはピッタリ合わせていて良い。ストーリーがある劇みたいなものもあるけど、裏では常にビートが流れているので、オーディオとビジュアルが一体化していておもしろい。

そういえば、これを作ったときはガムランみたいな音を出そうとしていた。常にポロポロ鳴ってるのが竹を叩いたような音というイメージ。
higashi-dance-network.appspot.com

どうやってやってたのかなとコードを見たらヨナ抜き音階だった。

    yonaList = [0, 2, 5, 7, 9, 12]
    getNote = (base) ->
      type: 'sin'
      hz: base * Math.pow(Math.pow(2, 1/12), selectRandom(yonaList))
      release: 0.9995
      volume: 1.0
https://github.com/hitode909/higashi-dance-network/blob/53f36f6493c1d002e527ea10a549adf3836d3f93/public/bon/js/main.coffee#L370-L375

Wikipediaによるとガムランの音階はヨナ抜き音階ではなさそうだった。もうちょっと調べてから実装すればよかった。

インドネシアでは伝統的なペロッグ音階 (インドネシア語: pelog) とスレンドロ音階 (インドネシア語: slendro) の二つの五音音階(一オクターブを五分割した音階)が演奏目的別に使い分けられる。バリでは、前者がサイ・ゴン、後者がサイ・グンデル・ワヤンと呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B3#%E4%BD%BF%E7%94%A8%E9%9F%B3%E9%9A%8E

マリンスポーツ

朝6時に起きて島に行ってマリンスポーツした。シュノーケリングするの20年ぶりくらいな気がする。小学生の頃は母方の実家に行って海に連れて行ってもらったりしていて、いとこたちと海底まで潜って砂を拾ってくる競争なんかをしていた。いとこが浮き輪で流されて、父が救出に向かったりしていた。それ以来海には近づいていない。
ビンタンビールのレモン味を飲んだら美味しかった。ほとんどレモンジュース。アルコール2%しか入ってない。日本で買えるか調べたところ売ってるところはなさそうだった。残念。こっちにきてから液体はビールとワインと水しか口にしていない。

日没

GoPro、防水カメラとしての用途だけ求めていたので、撮ったままの動画をスマホに引っ張ってこようと苦労していたけど、GoPro側で想定されている使い方をするとそこそこ快適ということがわかってきた。

  • 自動モードで転送する
    • これまでは左のタブからGo Proにつないで、日付を選択して転送していた
    • 手動で転送してしまうと、のちに自動モードと組み合わさると二重に転送されたりする。最初から自動モードにするのが良い
  • Quikで編集する
    • 自動でその日の動画を繋いでくれるのでちょっと調整したらなんか感動的な動画ができる
    • 一手間加えておくと、あの日の思い出、くらいの粒度で参照できる
    • Google Photoに全部上がってるからあとで見ればいいじゃん、というのとは別の考え方
  • 数秒から長くて1分くらいの動画を撮っていくのが良い気がする
    • Quikでつなげるときにもトリミングできるけど、ファイルの取扱としては小さい方が良い気がしている

きのうは良いホテルで日没を見ていた。カクテル2000円くらいして、日没に合わせてDJがなんか流したりしている。

こういうステレオタイプな動画が一瞬で作れておもしろい。こういうテイストの動画が最高とは思っていないけど、使ってるうちに自分の好きな雰囲気に調整できるようになるかと思っている。Keynoteでも前回のプレゼンのテンプレートをコピペして調整して使い続けていたところ毎回同じスタイルでプレゼンできるようになった。

ケチャについて

ウルワツにケチャを見に行った。芸能山城組ファンとしては死ぬまでに一度は新宿のケチャまつりに行きたいと思ってたけどその前に本家を見てしまった。
あらすじを書いた紙が配られるけど、登場人物が多くて読むのを諦めた。妻は熱心に読んで、理解したと話していた。少女漫画とか好きなら理解できるのかもしれない。ケチャがこのようなストーリーになったのは1930年代だそうで、意外と歴史が浅い。
音程が不思議で、横の人が頑張って歌っててもそれを無視して、変な音程の声を出したりしゃべったりしている。普通、合唱とかやると、和音になるようになっているけど、そこで、横の人を完全に無視したパートを書いておくと、はたして歌えるのか、というのが気になった。半音ずれた音でずっと歌えるのか、とか、16分音符16個で構成されるパートと16分音符17個で構成されるパートを並べたとして落ち着いて歌えるのか、とか。
一瞬、歌謡曲風のメロディーが出たりするのだけど、それも音程が安定しなくて、日本でこの歌ではお金取れないのではないかと思う。リリリリリリって何度も発声することで長い音を出す発声があって、そういう発声も日本では聞かない。
最初は内向きに座っているけど途中で座る向きが変わって、五人一組くらいの円陣になり、それで音が開けた感じになるのも良かった。
音の話ばかりしていたけど、ダンスやストーリーより音が気になって見ていた。

終わってからはムリアにご飯食べに行った。めっちゃいい空間で目につく順にいろんな料理を皿に盛って食べていて、バーベキュー的な焼いた肉よりは、炙った魚くらいのあっさりしたもののほうが好みだった。

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日光

ホテルのプールが気に入った。プールからビーチに出られるようになってて、海あるならプールいらないじゃんと思ってたけど何も考えずダラっとできるという点ではプールのほうが良い。朝泳いで、チェックアウトしたあともまた泳いだ。空港の近くでとりあえず一泊という形で、すぐ出てしまうのでもったいない。
日光を浴びると元気になるとはよく言うけどこんなに強いカラッとした光を浴びることはあまりない。京都でも浴びられるけどエアコンの室外機から出てきたようなモワッとした空気に包まれている。といってもバリは最高気温28度くらいで、京都は38度とか言っているので10度の差がある。人の密度も京都のほうが多い。京都なぜあんなことになっているのか。バリに住みつつ日本の給料をもらって働けたら最高だと思う。
なにもせずに仰向きで浮かぶ練習をしてたらできるようになって、いつまでも浮いていられるようになった。そうすると雲が合流する様子を凝視できる。耳に水が入るので静かに過ごせるようになってそれも良かった。せめて、バリに住めなくても、家にプールがあればそれでいい。家を建てることがあったらパラメータをプールに全振りしたい。

インドネシアルピアと日本円との変換が難しい

しばらく超絶忙しかったので、たまにはゆっくりしたい…という気持ちになったので6月くらいから準備してバリにやってきた。準備といってもチケットを取ってホテルを取るくらいで、荷造りはビザがいらないので出発する当日にほぼ全てやった。海外旅行キットが箱に入っているので引っ張り出して詰めれば大体終わりという世界観。
準備したり、空港に向かうバスに乗ったりしているときは、胃が痛くなっていたけど、着いてみたらだいぶ気楽な雰囲気だった。
インドと比べて、強烈な匂いがしない、路上に糞尿が散らばっていない、数秒に一度声をかけてきてずっとつきまとってくる強引な客引きが居ない、売り物に大体値札がついている、と、消費者にとって良い点がかなり多い。
デメリットとしては、お金の計算が難しくて、最大の通貨が10万ルピア札で、それがゼロの数だけ考えると日本でいう1000円に相当するので、日本円とルピアの変換はゼロを2つつけ外しすることになる。一方で、金額はキロ単位で表示されているので、キロをつけたり外したりするにはゼロを3つ取る必要があり、換算が難しい。いまのタクシー14円だったのか?とか、そんな安くはないでしょ、とか要領を得ない話をしていた。

こういう観光地に来るのは初めてなのだけど、そこらいたるところでビールを売ってて、3本飲めば1本無料とかやっていて、ビーチでは、雑なビールやさんの看板に、ここは夫を預かる最高の場所で、あなたが買い物してる間夫を個々に置いておくと良いでしょう、ということが書いてあったりする。まったくもって正しいと思う。

クタで売ってる服はあんまりおしゃれじゃなく、サーファーっぽいのか、バスケットボール選手みたいなのか、オーガニックなものか、という感じで、どれも苦手なタイプだった。よさこいも苦手だけどバリにはよさこいの服が売ってないので良かった。インスタグラム以降の世界に対応している感じの服屋があったのでシャツを買った。
69slam.com

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