MemcachedみたいにキャッシュしてくれるWebサービスがあれば便利そうだと思ったので,作ってみた.
おもむろにHTTPアクセスすると,JSONをくれる.
set, get, delete, statsのAPIがある.使い方は上のリンク先に書いた.リンク先のコードをクリックするとその場でXHRして試せる.
キャッシュなので,Webページから使って便利みたいな感じじゃなくて,何かキャッシュを利用したいプログラムから使う.
Rubyから値を複数setして同じ値をgetする例.このように,複数同時に操作できる.
require 'net/http' require 'open-uri' http = Net::HTTP.new('webmemcache.appspot.com') response = http.post('/set', 'pi=3.14&e=2.7&namespace=test&expire=600') p JSON.parse(response.body) # => {"data"=>{"pi"=>"3.14", "e"=>"2.7"}, "namespace"=>"test"} p JSON.parse( open('http://webmemcache.appspot.com/get?key=pi&key=e&namespace=test').read ) # => {"data"=>{"pi"=>"3.14", "e"=>"2.7"}, "namespace"=>"test"}
GitHubにソースを置いた.誰かが他の場所にデプロイしていけば,無限にキャッシュを増やせる.
hitode909/webmemcache · GitHub
とりあえず作ってみたけど,キャッシュなのに外にアクセスしまくるのはどうなのか,という感じがするし,どのくらい,何に使えるか分からない.
けど,誰でも,何でもキャッシュできるストレージを公開したという点では,おもしろそうな気がする.